おこり石

このページでは、「おこり石」について紹介します。

おこり石について

  • おこり石

渡鹿野島では古くから、触ると祟られる石があります。それが「おこり石」です。この祟りの理由は、源平合戦の頃、平敦盛がこの渡鹿野島まで逃げ延びましたが、源氏の追っ手の弓矢に討たれました。その後、敦盛の遺体を「おこり石」に安置したとされています。おこり石の「おこる」とは、この地方の方言で「熱が出る」という意味で、触ると敦盛の祟りとして熱が出ることから「おこり石」と名付けられました。

おこり石の位置

  • おこり石の位置

おこり石は、海上ルートでしか見ることができません。
※現在、整備中のため行くことができません。

平敦盛

  • 平敦盛
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源平の合戦の頃、平敦盛は、一ノ谷の合戦で討ち死にしたと言われていますが、落人として伊勢神宮を目指したとも伝わっています。この島に残る伝承では、逃げ延びた敦盛はおこり石付近で対岸の三ケ所(地名:さんがしょ)から放った追っ手の弓矢で射抜かれ絶命したとされています。その遺体がおこり石に安置されたことから祟りと結びつくようになったと伝わっています。

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